2011年11月3日木曜日

文化の日

日が暮れかかった頃…

1台の車が店の前に停まった。

出てきたのは年配というよりは、

おじいちゃんと言ったほうが似合う男性。

「あの〜スミマせんけど…」

おっ、ダイビングの問い合わせか?と、少し心が躍る。

「○○さん家分かりますか?このへんなんだけど」

(笑)

しかも、ピンポイントできた!

当然、分からないので地図で調べてあげることに。

グーグルマップを開き、住所を入れ、場所を調べる。

「ほぉ〜」と感心している男性。

さすがに、名前までは出てこないので、だいたいの場所を教える。

「プリントしましょうか?」

満面の笑みで…

「良いんですか?恐縮です」

と答える男性。

印刷されるまでの間、彼が一言。

「かっこいいお店ですね」

気を使ってもらった。(笑)

印刷できた地図を見せ、もう一度場所の説明をする。

去り際に、また彼が一言。

「この中に地図が入っているの?」

と、パソコンを指差して言った。

「ネットで見れるんですよ」

と答えると、ふ〜んと言った表情で店を出て行った。

彼が車に乗り、出発するまで見送った。


ノートサイズのコンピューターから魔法のように地図が出る時代。

きっと彼が僕の歳の頃には想像もつかない世界。

でも、人に道を尋ねること、それに応えること。

というのは、彼が昔から変わらずに見てきた世界。


僕が彼の歳になったとき、街と人はどんな風に変わっているのだろう…



はい。今日は眼鏡をかけて仕事をしているので、

哲学チックにお送りしました。(笑)

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